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給与のココが問題! Q&A

中小企業にふさわしい出張旅費とは
中川清徳

茨城の社会保険労務士
有限会社中川式賃金研究所 中川清徳

  1. 出張旅費の日当の見直しが盛ん
  2. 日帰り出張に日当は不要
  3. 宿泊日当の設定
  4. 客室料金の相場と宿泊費の設定
  5. 交通手段
  6. 長期出張の日当、宿泊費は減額する
  7. 総まとめ

宿泊日当の設定

宿泊日当の世間相場 単位:円

宿泊日当の世間相場

弊社が推奨する宿泊日当 単位:円

宿泊日当
労労政時報3804号 2011年2月調査

宿泊日当に疑問あり!

上の表は世間相場です。2000円~5000円程度の範囲内で社員区分に応じて支給しています。

宿泊の場合は1泊2日、2泊3日というようになりますので、日当は1泊2日の場合は2日分、2泊3日の場合は3日分を支給しています。

宿泊日当を支給する意義

宿泊日当は日常生活から離れることから、飲食などの割高な費用が発生しますので、受忍の範囲を超えています。従って、宿泊日当の支給をすべきです。

宿泊日当は1夜単位で支給する

日帰り出張の日当は支給すべきではないので、宿泊日当は夜の日数分だけ支給すべきです。つまり、1泊2日の場合は夜が1日ですから1日分となります。

もし、2泊3日の場合は夜が2日ですから2日分の日当を支給することになります。

宿泊日当の金額

弊社が推奨する宿泊日当は上記の下位の表にある金額です。