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家族手当を「子供手当」に変更を!

家族手当見直し 配偶者控除拡大に伴う緊急アンケート家族手当見直し 配偶者控除拡大に伴う緊急アンケート

配偶者控除拡大「103万円から130万円へ」
チョビッと伸びそうなパートの勤務時間

130万円の壁

家族手当に「103万円の壁」 これまでのパートの働き方

これまでに多かったパートの働き方では、パートさんたちは以下のような悩みを持っていました。

これまでのパートの働き方

「税法上の扶養家族でいたいし」(103万円)

「健康保険の扶養家族でいたいし」(130万円)

「夫の家族手当も欲しいし」(103万円?)

「パートの勤務先で社会保険に加入したくない」

1日5時間勤務 × 月間20日 × 12ヵ月 × 時給850円 = 年収102万円

一方、会社側もこんな悩みを抱えています。

パートの働き方に悩む社長

「もっと働いてほしいのに・・・」

「年末になると、パートがいなくなっちゃう」

「賞与を払うと、その分働けなくなる」

「最低賃金が上がるので、昇給したいけれど、103万円の壁があるからやりにくい」

夫の家族手当の支給要件が拡大?
会社の家族手当の支給要件は、103万円もしくは130万円のところが多いが、「103万円の会社」の多くは、今後「130万円」に変更すると、北見昌朗は予想する。

家族手当の支給「103万円の会社」は約7割あるが…

人事院の平成27年職種別民間給与実態調査をみると、家族手当制度があり、そのうち配偶者の収入により家族手当に制限がある「103万円の会社」は約7割にのぼっています。

人事院の平成27年職種別民間給与実態調査

家族手当の支給要件は、7割が「103万円未満」で、「130万円未満」というのは少数派です。税法上の配偶者控除の金額「103万円」が仮に「150万円」になってしまった場合、会社はどのように対応するべきなのでしょうか?